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離乳食ってどんな意味や役割があるの?

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赤ちゃんが必ず通る道が離乳食です。
赤ちゃんにとって初めての「食」というものが離乳食であるでしょう。
そしてその離乳食が将来の食生活の基礎を作っていくのです。

大人にとっても当然そうではありますが、「食べる=生きる」です。
母乳やミルクから徐々に形のあるものを口にするようになります。

赤ちゃんが固形物を食べることができるようになるためには、約1年間ほどかかります。
歯の生え方やお口の動きなどの段階に応じて、徐々に食べ方を覚えていきます。

このような離乳食を経て、成長し、乳児食へと繋がっていくのです。
今回はその離乳食の役割についてお話しします。


成長するにあたって必要な栄養を補給

赤ちゃんは食べることによって、身体や神経が急速に発達します。
そんな赤ちゃんが自分の体を維持して大きく成長するためにはたくさんの栄養が必要になります。

生後5ヶ月〜6ヶ月までは母乳やミルクの持つ栄養でも十分ですが、その後は消化吸収の能力が高まり、母乳やミルクでは栄養が不足してきます。

そのためこの時期からさまざまな栄養素の補給が必要になってきます。
栄養の供給のために離乳食があり、年齢ともに回数や量も増えていきます。

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食べものの香りや味を経験させる

赤ちゃんだけでなく私たちの口の中には味蕾といわれる食べ物の味を感じるセンサーのような細胞がたくさんあります。
味蕾によって人は「甘み」「うまみ」「塩味」「酸味」「苦味」の5つを感じることができます。

ピーク時には約1万個も持っている味蕾ですが、刺激物などを食べることで減少していくため、は成人では約7000個まで減少し、歳を追うごとに減っていきます。

赤ちゃんの時期はこの味蕾の細胞の数も多く存在しているため、この時期にこそ素材本来の味を経験させるべきなのです。
いきなり調味料を使用するのではなく、成長段階に合わせて、少しずつ甘み、塩味、酸味、苦味などの味や匂いを経験させるのがいいでしょう。

赤ちゃんは甘味を好む

赤ちゃんは、酸味や苦味よりも甘味を好みます。
その理由は、母乳がほんのりとした甘さを持っているからです。
そのためミルクも母乳に近く、ほんのりとした甘さを持ちます。

赤ちゃんにとって生まれて初めて出会う味が「甘味」なのです。

甘味といっても、大人と同じ甘さを出す必要はありません。
私たち大人がおいしいを感じるほどの甘さでは甘すぎます。
少し物足りない、ほのかな甘味くらいがちょうどいいのです。

しかしボツリヌス菌は含まれている可能性があるためはちみつは使うことはできないし、白砂糖の化学的な製法で作られていることから不安で使いたくない人も多いかもしれません。

そんなときは、りんごやバナナなどの果物、人参やかぼちゃなどの野菜で甘さをつけるのもいいでしょう。

またAGCL MEDIAを運営するアグクルでは、発酵食品である糀の甘さを利用した甘味料「おりぜ・あまこうじ」の開発も行っています。
糀の持つ甘さはお米だけの甘さであり、かつマロンクリームのような自然の優しさがあります。

「おりぜ・あまこうじ」だけでなく、糀を使った甘さには米麹甘酒があります。米麹の甘酒はアルコール0%のノンアルコールなので、甘味としてはもってこいです。

固形物を食べれるようになるための練習

離乳とは、母乳やミルクから少しずつ形あるものを食べるようになるプロセスです。つまり離乳食は形あるもの(固形物)を食べれるようになる練習なのです。

なぜ練習が必要なのかというと、赤ちゃんが母乳やミルクを吸うときの口の動きと、食べ物を噛んで食べるときの動きが違うからです。

少しずつ練習することによって、固形物を食べるのに適した口の動きを覚えていくのです。

成長に合わせて噛む力を育む

赤ちゃんの舌や口の周りの筋肉は少しずつ発達していき、次第に咀しゃく機能を身につけます。
その際に重要なことがあります。
それは体の成長や口の動きに見合った離乳食を与えることです。噛めないような大きさや硬さでは、食べようとする意欲は引き出せません。

日頃より赤ちゃんの口の動きをみて、成長期を見極めましょう。そしてタイミングをみて赤ちゃんの食べたい意欲を引き出せるようなメニューを準備しましょう。

食べる楽しさを伝える

食べもののおいしさを左右するのは、味や香り、食感はもちろんのこと、食卓の雰囲気によっても大きく変化します。
母乳やミルクから離れ、離乳食になったことによってお父さんやお母さんと同じ食卓でご飯を食べることができるようになります。

そんな環境の中で安心して食べることができれば、赤ちゃんも一層美味しく感じ、食が進むことでしょう。
食べることの楽しさを伝えるために、「一緒に食べようね。」「おいしいね。」と声をかけながら楽しい雰囲気をつくってあげるのが良いです。

日本の食文化の習慣を身につける

離乳食のベースも自国の食文化がベースになっています。
私たちの食文化といえば、“和食”です。


和食は今では日本だけでなく世界からも注目される健康食となっています。
自国の食文化であり、かつ健康食である和食を赤ちゃんにあげることを心がけるのがいいでしょう。

和食の中でも大切なのが「だし」です。
赤ちゃんが和食の要である「だし」を使った離乳食を食べることで、「旨み」という日本人の味覚を感じることができ、それが少しずつ形成されていきます。

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まとめ

いかがだったでしょうか?
離乳食は赤ちゃんが成長する上で、食べるという以外に様々な意味を持つ大事なものです。
最後に大切なことをまとめます。

  1. 離乳食は成長するにあたって必要な栄養を補給である
  2. 赤ちゃんは味蕾の数も多いので、この時期にこそ素材本来の味を経験させるべき
  3. 固形物を食べる練習も離乳食には含まれている
  4. 食するという楽しさを伝えるのも離乳食
  5. 日本の食文化を身につける

 

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